深沢秋男研究室 厩掌与泙犯單栂彊貉瓩竜貘⊇

HOME
.廛蹈侫ール&研究分野
担当科目&時間割
主要編著書&雑誌論文
こ設ホームページの紹介
ゾ赦遜子大学図書館所蔵(桜山文庫)
昭和女子大学図書館所蔵(翠園文庫)
鈴木重嶺関係資料
南部新一児童図書コレクション
上海交通大学「日本文化資料センター」
百人一首の研究
井関隆子の研究
−2井関隆子の研究2
仮名草子研究
-2仮名草子研究2
-3仮名草子研究3
-4仮名草子研究4
-5仮名草子研究5
鹿島則孝の研究
上田秋成の研究
鈴木重嶺の研究
案本古典文学作品・画像公開
厩掌与泙犯單栂彊貉瓩竜貘⊇
穏愼親盛(如儡子)の研究
該愼親盛(如儡子)の研究・2
●新刊紹介
●学界ニュース
日録
◆自著を語る 1
◆自著を語る 2
◆自著を語る 3
◎篆刻・遊印

江戸図と飯田龍一氏の旧蔵書
“單栂彊貉瓩箸僚于颪
飯田龍一氏の閲歴と江戸図研究
H單鳥瓩旅掌与浚愀源駑曽赦遜子大へ寄贈
い澆覆反渊餞曚茲蟯鸞の江戸図関係資料


“單栂彊貉瓩箸僚于颪
●飯田龍一しと私が初めて出会ったのは、昭和63年のことである。出会ったと言っても、直接お会いした訳ではない。飯田氏の御労作『江戸図の歴史』(昭和63年3月10日、築地書館、2万2千円)が完成出版され、見知らぬ私にまで御恵与下さったのがきっかけである。
●私は、文学研究にも歴史的史料を大いに活用すべきであると考えて、『徳川実紀』や『徳川禁令考』等は学生の頃から利用していたが、同時に江戸図や武鑑なども、当時の諸記録と併用すれば、極めて効果的であると考えていた。たまたま、如儡子の『堪忍記』を分析していて、採録された諸大名の江戸屋敷に関しては、江戸図を利用してみようと計画中の時でもあった。
●飯田氏は、長年、江戸図について研究されていたが、かつて私が、菱川師宣の『江戸雀』(昭和50年、勉誠社)を出した時、遠近道印について言及していた事もあって、お贈り下さったまのと思う。実は、飯田氏は三田図書館長時代、江戸図の研究で、長沢規矩也先生に御指導を頂いていた由、これは後で知った。この著書は、俵元昭氏との共著であるが、江戸図に関しては画期的な労作である。
●そんな経緯があって、飯田氏との交流が始まり、『近世初期文芸』第7号(平成2年)に「『江戸雀』の文体について」を執筆して頂いた訳である。御論は、『江戸雀』は遠近道印の寛文5枚図の文章化ではないか、というもので、道印と『江戸雀』の著者・近行遠通との関連を考える上でも、極めて示唆的な説であった。
●飯田氏との連絡は、全て郵便によるもので、氏は原稿の送付等の外はことごとく葉書であった。それも、2枚、3枚、時には5枚と送られてきた。そういう方針かな、と推測はしていた。その後も、続稿をお願いしていたが、奥様が御病気で、その看病のため、時間がつぶれ、研究が思うように進まない、との連絡をもらい、どうしたものかと案じはしていたが、電話をしたり、お見舞いに伺ったり、出過ぎたことはすべきでない、と遠慮していて、心ならずも数年が経過した。
●本年(平成10年)5月、御子息の飯田■(渓ノ右+谷)吉氏から御連絡を頂き、飯田龍一氏の御他界を知らされた。この間、奥様を失われ、御自身は、4年前の平成6年5月5日、81歳で他界されたが、骨髄性白血病であったとのことである。

 ここに、慎んで御冥福をお祈り申し上げます。

●御子息のお話によると、ことごとく書類は破棄されたとのことであるが、私からの手紙は全部保管されてあり、段ボール箱4個の草稿等は私に渡すようにと言い残された由であった。『近世初期文芸』への続稿をお願いしていた経緯からであろうか。その折、御子息は、龍一氏が使用しておられた、古地図・書籍等も研究に活用して欲しいと申された。そこで、飯田氏の江戸図研究を少しでも有効に継承するために、これらの資料を昭和女子大学図書館へ寄贈して頂くことにした。

飯田龍一氏の閲歴と江戸図研究

■閲  歴
●飯田龍一氏の履歴について、御子息から教えて頂いた。その資料の中から、私の判断で紹介させて頂く。

飯田龍一 大正元年11月15日生
本 籍  東京都港区麻布桜田町10番地
学 歴  大正14年  南山尋常小学校卒業
     昭和8年   成城学園中学/高等学校卒業
     昭和11年  九州帝国大学農学部卒業
     昭和11年  中等学校英語教員を志望し
     〜 15年  正則英語学校、井上英会話学校等で英語を修得
職 歴  昭和15年  日本米穀株式会社入社
     昭和17年  同社中央食糧営団に改組
            同年応召入隊
     昭和20年  召集解除、前期営団に復帰勤務            
     昭和23年  同営団を依願退職
     昭和25年  港区役所赤坂支所勤務。庶務課、財政課、給与課、収入役歴任
     昭和40年  教育委員会 三田図書館長
     昭和43年  港区役所赤坂支所長
     昭和45年  幹部職員勧奨退職制度により退職
その他  昭和40年代 郷土資料の刊行により長谷川伸賞受賞
     昭和45年〜平成4年 江戸古地図研究に打ち込む
     昭和63年  『江戸図の歴史』刊行 共著者・俵元昭氏 築地書館
     平成4年   骨髄性白血病のため入退院を繰り返す
     平成6年   5月5日死去(享年81歳)

●飯田氏御自身のおおよその閲歴は、上記の履歴で知られるが、氏が生前に書き残された記録や事典等の記述から、簡略に紹介すると、飯田氏の生まれた家(当時、麻布区新龍土町12番地)は、祖父・飯田義一氏の建てたもので、敷地は千坪程あり、建物もかなり立派なものであった由である。部屋の数も大変な数で、映画専用の大きな部屋もあったという。現在はやりのホームシアターであるが、規模が違う。夏の軽井沢の避暑にも列車を1両借り切って行ったという。飯田氏は、遠慮がちに書かれているが、これが幼いころの思い出であったようだ。
●飯田義一氏は、嘉永3年(1850)に山口県の士族の家に生まれたが、実業家を志し、明治7年鉄道寮に入社、大阪で鉄道の資材購入関連の仕事をしていたが、その時、取引先の三井物産の益田孝氏に認められ、明治17年三井物産に入社した。以後、実力を評価され、大阪支店長となり、34年に理事、43年には取締役となり、三井銀行・三井鉱山の各取締役、三井合名会社の参事をも兼ねた。大正3年、例のシーメンス事件に関連して、三井関連の諸会社の要職を全て辞したが、その後も、芝浦製作所、王子製紙等の重役として活躍している。大正13年2月10日、新龍土町の家で没した。享年75歳であった。
●父の飯田邦彦氏は、東京外国語大学中国語科を卒業し、正金銀行(現在の東京銀行)に入り、清国末期の頃は北京に勤務していた。大正12年8月9日、入院中の赤十字病院で他界した。飯田龍一氏は、大正12年に父を、翌13年に祖父を続けて失っているが、この時、11歳であった。氏の成長された環境は、概略上記の如きものであった。
  
■飯田龍一氏の江戸図研究
飯田龍一氏の江戸図研究は、前掲の職歴からもわかるように、港区の職員を退職されてからと言ってよい。今、手元にある飯田氏の発表論文を整理すると、以下の如くである。

■単行本
1、江戸図の歴史・全2冊[別冊「江戸図総覧」を付す] 俵元昭氏と共著、昭和63年3月10日、築地書 館発行
2、古地図研究 日本地図資料協会編、昭和63年12月1日、原書房製作。「板木のいのち」を執筆。

■雑誌論文
1、安永江戸図について、『月刊古地図研究』7巻1 号、通巻74号、昭和51年4月
2、図翁遠近道印ーー江戸雀・江戸方角安見図の作者 ーー、『図書館と本の周辺』9号、昭和57年11月
3、江戸図とその周辺、『月刊古地図研究』20巻3号、通巻231号、平成元年5月
4、道印図の瑕疵、『月刊古地図研究』20巻5号、通巻233号、平成元年7月
5、消夏漫筆 江戸図とその周辺(続)、『月刊古地図研究』20巻7号、通巻235号、平成元年9月
6、江戸図とその周辺(続々)、『月刊古地図研究』20巻11号、通巻239号、平成2年1月
7、文献紹介 一、玉井哲雄『江戸ー失われた都市空間を読む』 二、玉井哲雄編『週刊朝日百科 日本の歴史72 江戸の都市計画』 三、高橋康夫/吉田伸之編『日本都市史入門 空間』、)、『月刊古地図研究』21巻2号、通巻242号、平成2年4月
8、『江戸雀』の文体について、『近世初期文芸』7号、平成2年12月
9、文献紹介 『図翁遠近道印ー元禄の絵地図作者ー』深井甚三著、)、『月刊古地図研究』21巻12号、通巻252号、平成3年2月
10、江戸図とその周辺(前承)、「折れ曲った釘の謎」『月刊古地図研究』22巻9号、通巻261号、平成3年11月

現在、私にわかる範囲で列挙してみたが、見落としもあるかと思う。ただ、飯田氏の江戸図研究は、昭和63年の労作『江戸図の歴史』に実を結んでいると思われる。それ以後の研究に関しては、今後さらに調査して、機械みて補訂したい。

昭和女子大学への寄贈資料
前述の通り、飯田龍一氏が研究に使用した江戸図関係の資料について、御子息の飯田■吉氏から昭和女子大学に寄贈されたが、その主なものを整理した結果は次の通りである。また、これらの資料と共に、飯田氏が晩年江戸図研究を進められた諸資料が段ボール箱に四個あり、現在、私の研究室に保管されているが、今後検討して、江戸図研究に益するものがあれば、好評したいと考えている。
 なお、飯田氏に関して調査中、港区立みなと図書館資料室からも関係図書を寄贈して頂いた。合わせて紹介したいと思う。

一、江戸図

全て、複製である。一応、原図の制作年代順に配列し、年代未詳のものは末尾に付した。江戸図以外の地図も若干含んでいる。

 1、日本図(近世初期、手書き、「秋岡図書」の印)
 2、〔武州豊島郡江戸庄図〕(一六三二年以後刊、図名・刊年等
  ナシ)
 3、新添江戸之図(明暦三年・一六五七年、江戸日本橋2丁目/
  太郎右衛門)
 4、延宝年間図・新橋 芝公園 芝大門 浜松町 及附近図(御
  府内(場末)沿革図書から編成/東京都港区立三田図書館資料
  室。昭和五十四年、飯田竜一・内藤直・御子柴孝一・佐藤豊彦
  ・和田国雄・板坂達磨・棚橋三雄作成)
 5、延宝年間図・高輪 白金 及附近図(同右)
 6、延宝年間図・芝 三田 芝浦 及附近図(同右)
 7、延宝年間図・赤坂 青山 及附近図(同右)
 8、延宝年間図・麻布 六本木 及附近図(同右)
 9、御江戸大絵図(貞享三年・一六八九年、江戸新両替町二丁目
  御絵図所林氏吉永、木版手彩)
 10、江戸図鑑綱目 坤(元禄二年・一六八九年、図量作者/画工
  石川氏俊之/板本 相模屋太兵衞)
 11、〔江戸図正方鑑〕(元禄六癸酉歳/末春 板本/通油町/佐
  藤四郎右衛門、一六九三年、木版手彩)           
 12、〔分間江戸大絵図全〕(明和八年辛卯毎月改/彫工 佐脇庄
  兵衛/江戸日本橋南一丁目/須原屋茂兵衞、一七七一年)
 13、安永手書江戸実測図の内/日本橋(安永八年・一七七九年、
  巨大図の一部、港区立三田図書館蔵・東洋経済新報社複製、昭
  和五〇年十一月十五日発行)
 14、最新航空測量日本橋図(13の安永手書江戸実測図に重ね合わ
  せて利用するため、13と同時に発行したもの)
 15、〔分間江戸大絵図〕(文政十一年・一八二八年、近世江戸城
  南地区の地域構成、新修港区史付図 その1)
 16、〔天保改正御江戸大絵図〕(東武 高井蘭山図之/天保十四
  年癸卯再板 書林 岡田屋嘉七、一八四三年)
 17、増補改正神田浜町日本橋北之図(嘉永四年・一八五一年、景
  山致恭著、板元 尾張屋清七。平成三年十一月一日、中央区立
  京橋図書館「郷土室だより」付録)
 18、〔平野屋版江戸切絵図・大名小路内桜田神田橋内京橋南北図
  (通旅籠町 平野屋平助梓、嘉永五年・一八五二年、都立中央
  図書館蔵。『古地図研究』付録)
 19、〔平野屋版江戸切絵図・日本橋南北浜町八丁堀辺図〕(通旅
  籠町 平野屋平助梓、嘉永五年・一八五二年、都立中央図書館
  蔵。『古地図研究』付録)
 20、〔平野屋版江戸切絵図・番町麹町永田町外桜田辺図〕(通旅
  籠町 平野屋平助梓、嘉永六年・一八五三年、都立中央図書館
  蔵。『古地図研究』付録)
 21、〔尾張屋板築地八町堀日本橋南絵図〕(安政四丁巳歳改、景
  山致恭編之、板元 麹町六丁目 尾張屋清七、一八五七年。昭
  和五十六年九月三十日、中央区立京橋図書館「郷土室だより」
  付録)
 22、〔牛込四ツ谷淀橋周辺江戸切絵図〕(嘉永七年・一八五四年
  〜元治元年・一八六四年の金鱗堂・尾張屋版から編集したもの。
  人文社発行)
 23、官許/大日本四神全図(明治四年・一八七一年、東京 山本
  平吉発行)
 24、黒崎駅(明治二十一年・一八八八年、熊本鎮台参謀部。『古
  地図研究』付録)
 25、東京市区改正全図(明治二十三年・一八九〇年、昭和五一年、
  東京都公文書館発行)
 26、丸亀町(明治二十五年・一八九二年、歩兵第十二連隊、石版。
  『古地図研究』付録)
 27、新撰東京全図(明治二十五年六月二十八日・一八九二年、大
  倉書店発売)
 28、多度津町(明治二十九年・一八九六年、歩兵第十二連隊陸地
  測量部。『古地図研究』付録)
 29、大日本東京全景之図(明治四十年四月十六日、精華堂発行、
  一九〇七年。原図岩田豊寿蔵、古地図史料出版復刻)     
 30、松江近傍詳図(明治四十一年・歩兵第六十三連隊。『古地図
  研究』付録)
 31、東京市日本橋区全図(明治四十四年十月・一九一一年、平成
  三年十一月一日、中央区立京橋図書館「郷土室だより」付録)
 32、東京西部之図(大正元年十月、陸軍中央幼年学校、一九一二
  年。大日本測量資料調査部複刻)
 33、日本橋区全図(昭和十二年頃・一九三七年頃、平成三年十一
  月一日、中央区立京橋図書館「郷土室だより」付録)
 34、金龍山浅草寺境内図(昭和十五年九月、一九四〇年)
 35、港区 太平洋戦争中の空襲による焼失及び建物疎開区域図・
  新修港区史付図・その2(昭和二十年頃・一九四五年頃)
 36、昭和35年当時の港区・新修港区史付図・その3(一九六〇年)
 37、昭和53年現在の港区・新修港区史付図・その4(一九七八年)
 38、現況図(旧日本橋区)(平成三年十一月一日、中央区立京橋
  図書館「郷土室だより」付録)
 39、〔江戸図〕(牛込染井雑司谷高田(左)・谷中巣鴨小石川湯
  島(中)。二枚貼合せ)
 40、〔江戸図〕(下谷坂本千住大橋浅草(右上))
 41、〔江戸図〕(目黒中渋谷下渋谷(左下))
 42、〔江戸図〕(御城廻小川町番町市谷赤坂麻布芝口浜御殿(右
  上))
 43、〔江戸図〕(品川芝筋白銀麻布(右下))
 44、〔江戸図〕(下渋谷千駄谷内藤新宿牛込(左上))
 45、駒場・祐天寺・碑文谷・渋谷・目黒・大崎(左下)
 46、渋谷・目黒・大崎・芝・品川・南品川(右下)
 47、飯田橋・麹町・日比谷・芝・日本橋・永代橋(右上)
 48、淀橋・代々木・戸塚・新宿・青山(左上)
 49、南千住・堀切橋・東日暮里・白鬚橋・浅草(右上)
 50、浅草橋・日本橋・永代橋・芝・晴海(右下)
 51、北池袋・巣鴨・池袋・戸塚・大塚(左)
 52、田端・日暮里・小石川・上野公園・神田(中)
 53、江戸復元図(全二十八図、平成元年三月三十一日、東京都教
  育庁社会教育部文化課発行)
 54、江戸絵図
 55、江戸鳥瞰図(一宝斎国盛,『古地図研究』付録)
 56、マルテイ ノ・マルテイ ニ、支那新図帖・北京(『古地図研究』
  付録)
 57、〔山形城下図〕(弘化3年写?)
 58、江戸方角分量之大図(安永七年・一七七八年、江戸日本橋通
  一町目/出雲寺和泉掾板)
 59、新板増補江戸方角正鑑(天保四年・一八三三年、日本橋通一
  丁目/須原屋茂兵衛板)
 60、校正猿若三町之全図(天保十三年・一八四二年、日本橋十軒
  店/文正堂政七)                     
 61、武蔵豊島郡峽田領荏土/楓川鎧之渡古跡考(弘化二年・一八
  四五年、英泉池田義信写)
 62、分色要覧図(嘉永元年・一八四八年、日本橋榑正町/和泉屋
  半兵衛板)
 63、安政二乙卯年大江戸大地震並焼場所細調記(「岩田文庫」の
  蔵書印)
 64、永福東京御絵図全(明治四年・一八七一年、馬喰町四町目/
  吉田屋文三郎求版)
 65、江戸名所絵(江戸鍬形紹真筆)
 66、新作江戸方角かんがへ物(馬喰町三丁目/吉田屋小吉板)
 67、江戸神社仏閣名所旧跡寺社年代記(板元/和泉橋通本多下神
  田龍閑橋/中村清次郎)
 68、江戸名所一覧双六(二代広重製図/蔦吉板)
 69、北里通全
 70、芝金杉三田白金辺之絵図(近吾堂版切絵図。『月刊古地図研
  究』通巻二七号付録)
 71、日本橋北内神田辺絵図(近吾堂版切絵図。『月刊古地図研究』
  通巻三三号付録)
 72、改正新刻東京市街名所新図(明治二四年、京都/風月庄左衛
  門。『月刊古地図研究』通巻四〇号付録)
 73、四谷(昭和十四年、一万分の一図。『月刊古地図研究』通巻
  四六号付録)
 74、改正実測東京全図(明治三十三年。『月刊古地図研究』通巻
  五七号付録)
 75、小川町絵図(美濃屋平七・吉文字屋次郎兵衛板。『月刊古地
  図研究』通巻六〇号付録)
 76、東京の地形(『月刊古地図研究』通巻六六号付録)
 77、百事便要/東京分図/自本町一丁目至大伝馬町二丁目(明治
  十三年。『月刊古地図研究』通巻六九号付録)
 78、増補改正/飯田町駿河台小川町絵図(尾張屋清七板。『月刊
  古地図研究』通巻七一号付録)
 79、東京市坊細見図(明治十年。『月刊古地図研究』通巻七三号
  付録)
 80、〔実測江戸割り絵図〕(『月刊古地図研究』通巻七四号付録)
 81、大日本国全図(『月刊古地図研究』通巻八一号付録)
 82、〔平野屋版切絵図・御城辺〕(『月刊古地図研究』通巻八三
  号付録)
 83、〔江戸図〕(元禄四年。『月刊古地図研究』通巻八八号付録)
 84、〔江戸鳥瞰図〕(『月刊古地図研究』通巻九三号付録)
 85、宝暦頃・戸山御屋敷絵図(明治二十一年写。『月刊古地図研
  究』通巻九五号付録)
 86、東京一目電車独案内図(明治三十九年。『月刊古地図研究』
  通巻九八号付録)
 87、第一軍管地図(「陸軍文庫」の印。『月刊古地図研究』通巻 
  一〇〇号付録)
 88、大日本国図(『月刊古地図研究』通巻一二一号付録)
 89、江戸切絵図・茅場町辺(平野屋平助板。『月刊古地図研究』
  通巻一二四号付録)
 90、〔行基図1〕(『月刊古地図研究』通巻一三一号付録)
 91、〔行基図2〕(『月刊古地図研究』通巻一三二号付録)
 92、舞鶴港之図(大正十四年。『月刊古地図研究』通巻一三二号
  付録)
 93、コロール(大正十年、軍事秘密。『月刊古地図研究』通巻一
  五九号付録)
 94、〔那須・湯本村辺の図〕(文久二年。『月刊古地図研究』通
  巻一六〇号付録)
 95、千歳(明治二十九年。『月刊古地図研究』通巻一六一号付録)
 96、北海道仮製五万分一図一覧表(明治三十一年。『月刊古地図
  研究』通巻一六二号付録)
 97、河内国讃良郡清滝山/瀑布及地景略図(『月刊古地図研究』
  通巻一六三号付録)
 98、大日本三景/丹後国天橋立之絵図(『月刊古地図研究』通巻
  一六四号付録)
 99、地球万国精疎分図説(『月刊古地図研究』通巻一六七号付録)
 100 、秘密特設地区図一覧図(明治三十九年。『月刊古地図研究』
  通巻一六八号付録)
 101 、金刀比羅山全図(明治十四年。『月刊古地図研究』通巻一
  七〇号付録)
 102 、〔神岡町鳥瞰図〕(『月刊古地図研究』通巻一七一号付録)
 103 、〔越後国図〕(『月刊古地図研究』通巻一七二号付録)
 104 、夙川区平面図(昭和十三年。『月刊古地図研究』通巻一八
  四号付録)
 105 、駿河州清見興国禅寺眺望之景(『月刊古地図研究』通巻二
  〇六号付録)
 106 、千葉県下総国香取郡西大須賀村及同国下植生郡荒海駅近傍
  村落(『月刊古地図研究』通巻二五四号付録)
 107 、東京市街全図(明治三十五年。『月刊古地図研究』通巻二
  五六号付録)
 108 、東京運河土地株式会社分譲地付近略図(『月刊古地図研究』
  通巻二五八号付録)
 109 、鉄道線路略図(明治二十二年。『月刊古地図研究』通巻二
  六〇号付録)
 110 、信州筑摩郡木曽庄浦島旧跡(『月刊古地図研究』通巻二六
  一号付録)
 111 、嵯峨地方名所旧跡図(『月刊古地図研究』通巻二六二号付
  録)

                               
二、書 籍
 1、日本古版地図集成 栗田元次 昭和十三年五月十五日再版、
  博多成象堂発売。
 2、江戸図総目録(日本書誌学体系11) 岩田豊樹 昭和五十五
  年四月二十五日、青裳書店発行。
 3、京都図目録(日本書誌学体系18) 大塚隆 昭和五十六年九
  月三十日、青裳書店発行。
 4、江戸方角安見図(近世文学資料類従・古板地誌編・11) 横
  山重・森川昭解説 昭和五十六年六月二十五日、勉誠社発行。
 5、考証江戸切絵図 綿谷雪 昭和五十七年二月十日、三樹書房
  発行。
 6、地誌解題・総集編 東京都公文書館 平成三年六月、東京都
  情報連絡室発行。
 7、地図の歴史 織田武雄 昭和四十八年四月二十八日・4刷、
  講談社発行。
 8、都市図の歴史・日本編 矢守一彦 昭和四十九年六月二十五
  日・2刷、講談社発行。
 9、江戸時代の測量術 松崎利雄 昭和五十六年九月二十日・2
  刷、総合科学出版発行。
 10、地図の話 武藤勝彦 昭和五十八年八月二十五日、築地書館
  発行。
 11、古地図抄・日本の地図の歩み・ 室賀信夫 昭和五十八年十
  月二十日、東海大学出版会発行。
 12、古地図と風景 矢守一彦 昭和五十九年九月十日、筑摩書房
  発行。
 13、ちずのしわ うんのかずたか 昭和六十年三月三十日、雄松
  堂出版発行。
 14、図翁‐遠近道印・元禄の絵地図作者 深井甚三 平成二年五
  月二十四日、桂書房発行。
 15、指導のための地図の理解 野村正七 昭和五十年七月十五日・
  3刷、中教出版発行。
 16、古地図の知識一〇〇 岩田豊樹 昭和五十二年九月三十日、
  新人物往来社発行。
 17、新しい地図の話 尾崎幸男 昭和五十三年十月二十日・5刷、
  同文書院発行。
 18、地理の思想 石原真人 昭和五十七年十一月十三日、地人書
  房発行。
 19、尾張屋清七版/江戸切絵図/出場限朱引入(文献シリーズ・
  15) 白石克 昭和六十年十月三十日、慶応義塾大学三田情報
  センター発行。
 20、江戸時代の寺社境内絵図(一枚刷)・〔上〕関西(文献シリ
  ーズ・19) 白石克 平成二年一月、慶応義塾大学三田情報セ
  ンター発行。
 21、江戸時代の寺社境内絵図(一枚刷)・〔下〕東海・関東・東 
  北・その他(文献シリーズ・20) 白石克 平成三年一月、慶
  応義塾大学三田情報センター発行。
 22、大阪町絵図〔大阪北組旧蔵〕(文献シリーズ・21) 白石克
  平成四年一月、慶応義塾大学三田情報センター発行。
 23、近代沿革図集〔赤坂・青山〕 港区立三田図書館編集 昭和
  四十五年三月二十九日発行。
 24、近代沿革図集〔芝・三田・芝浦〕 港区立三田図書館編集
  昭和四十六年三月十五日発行。
 25、近代沿革図集〔高輪・白金・港南〕 港区立三田図書館編集
  昭和四十七年一月十五日発行。
 26、近代沿革図集〔新橋・芝公園・芝大門・浜松町・海岸〕 港
  区立三田図書館編集 昭和五十一年三月十五日発行。
 27、東京都港区・近代沿革図集・総索引・付補遺 港区立三田図
  書館編 昭和五十四年三月十五日発行。
 28、新宿区地図集・地図で見る新宿区の移り変わり・ 新宿区教
  育委員会編 昭和五十六年三月三十日・2刷、同委員会発行。
 29、地図で見る新宿区の移り変わり・牛込編・ 新宿区教育委員
  会編 昭和五十七年三月、同委員会発行。
 30、地図で見る新宿区の移り変わり・四谷編・ 新宿区教育委員
  会編 昭和五十八年三月、同委員会発行。
 31、地図で見る新宿区の移り変わり・淀橋・大久保編・ 新宿区
  教育委員会編 昭和五十九年三月、同委員会発行。
 32、地図で見る新宿区の移り変わり・戸塚・落合編・ 新宿区教
  育委員会編 昭和六十年三月、同委員会発行。
 33、地図で見る新宿区の移り変わり・索引編・ 新宿区教育委員
  会編 昭和六十二年八月、同委員会発行。
 34、古地図研究・月刊古地図研究二百号記念論集・ 日本地図資
  料協会編 昭和六十三年十二月一日、同編集委員会発行。
 35、江戸図目録稿 長澤規矩也著・木村八重子編 〔昭和五十九
  年七月〕。
 36、御府内沿革図書目録・一(御府内場末/往還其外沿革図)
  東京都公文書館編 昭和四十八年三月十日、同館発行。
 37、旧幕府引継書解説(続)第二集・第三集 南和男 昭和四十
  六年十二月、日本マイクロ写真発行。
 38、都政史料館所蔵/東京図目録(昭和四十三年三月三十一日現
  在) 東京都政史料館編 昭和四十三年九月三十日、同館発行。
 39、港区資料室所蔵/地図目録(昭和57年3月末現在) 港区立
  みなと図書館編・発行。
 40、江戸東京地誌検索(三田図書館ツールズ第2集) 港区立三
  田図書館編 昭和五十年三月三日、同館発行。
 41、江戸東京研究者名簿(三田図書館ツールズ第3集) 港区立
  三田図書館編 昭和五十二年三月三日、同館発行。
 42、東京都立日比谷図書館所蔵「江戸地誌」の目録 東京都立日
  比谷図書館編 昭和四十一年九月一日、同館発行。      
 43、第十一回特別文庫資料展「江戸地誌とその周辺・名所案内を
  中心に・」展示解説目録 東京都立中央図書館編 昭和六十年
  十一月、同館発行。
 44、明治以降/本邦地図目録 日本国際地図学会編 昭和四十四
  年三月三十日、同会発行。
 45、立正大学図書館/田中啓爾文庫目録・第三巻・地図の部 立
  正大学図書館編 昭和六十一年三月三十日、同館発行。
 46、神戸市立博物館・館蔵品目録/地図の部1・世界図・日本図
  (南波松太郎コレクション) 神戸市立博物館編 昭和五十九
  年三月三十一日、神戸市健康教育社発行。
 47、神戸市立博物館・館蔵品目録/地図の部2・分国図・地方図
  ・郡村図(南波松太郎コレクション) 神戸市立博物館編 昭
  和六十年三月三十一日、同館発行。
 48、神戸市立博物館・館蔵品目録/地図の部3・諸国図・都市図
  (南波松太郎コレクション) 神戸市立博物館編 昭六十一年
  三月三十一日、神戸市スポーツ教育公社発行。
 49、神戸市立博物館・館蔵品目録/地図の部4・江戸図・京都図
  ・大坂図(南波松太郎コレクション) 神戸市立博物館編 昭
  和六十二年三月三十一日、神戸市スポーツ教育公社発行。
 50、神戸市立博物館・館蔵品目録/地図の部5・外国関係図・北
  海道関係図(南波松太郎コレクション) 神戸市立博物館編
  昭和六十三年三月三十一日、神戸市スポーツ教育公社発行。
 51、神戸市立博物館・館蔵品目録/地図の部6・道中関係図・寺
  社関係図・その他(南波松太郎コレクション) 神戸市立博物
  館編 平成元年三月三十一日、神戸市スポーツ教育公社発行。
 52、大江戸絵図集成解説 岩田豊樹・進士慶幹 昭和四十九年十
  一月二十五日、講談社発行。
 53、慶応義塾/高橋誠一郎浮世絵コレクション・広重東海道五十
  三次/八種四百十八景 白石克 昭和六十三年十一月二十日、
  小学館発行。
 54、中央区年表 江戸時代篇・上 東京都中央区立京橋図書館編
  昭和五十八年十二月十五日、同館発行。
 55、中央区年表 江戸時代篇・中 東京都中央区立京橋図書館編
  昭和六十年十二月十五日、同館発行。
 56、中央区年表 江戸時代篇・下 東京都中央区立京橋図書館編
  昭和六十二年一月三十日、同館発行。
 57、中央区年表 続明治文化篇 東京都中央区立京橋図書館編
  昭和五十七年十二月十五日、同館発行。
 58、中央区年表 昭和時代・(戦時生活篇) 東京都中央区立京
  橋図書館編 昭和五十五年十二月十五日、同館発行。
 59、中央区年表 昭和時代・(占領と民主化篇) 東京都中央区
  立京橋図書館編 昭和五十七年十二月十五日、同館発行。
 60、中央区年表 昭和時代・(復興と独立篇) 東京都中央区立
  京橋図書館編 昭和五十九年十二月十五日、同館発行。    
 61、中央区年表 昭和時代・(成長と飛躍篇) 東京都中央区立
  京橋図書館編 昭和六十一年十二月十五日、同館発行。
 62、中央区年表 昭和時代・(高度成長篇) 東京都中央区立京
  橋図書館編 昭和六十三年十二月十五日、同館発行。
 63、中央区年表 昭和時代・(公害の頂点篇) 東京都中央区立
  京橋図書館編 平成二年二月二十八日、同館発行。
 64、中央区年表 昭和時代・(物価高騰篇) 東京都中央区立京
  橋図書館編 平成三年二月二十五日、同館発行。
 65、武蔵国多摩郡江古田村名主文書(土地年貢関係) 高野進芳
  昭和四十三年十一月二十三日、堀野家刊行。
 66、文政江戸町細見 犬塚稔 昭和六十年五月五日、雄山閣発行。
 67、新修港区史 東京都港区役所編 昭和五十四年五月、港区役
  所発行。
 68、世田谷近・現代史 東京都世田谷区編 昭和五十一年九月三
  十日、世田谷区発行。
 69、世田谷の歴史 東京都世田谷区編 昭和五十一年九月二十五
  日、世田谷区発行。
 70、江戸学事典 西山松之助他編 昭和五十九年三月十日、弘文
  堂発行。
 71、江戸と江戸城 内藤昌 昭和四十二年三月十五日、鹿島研究
  所出版会発行。
 72、史話 江戸は過ぎる 河野桐谷 昭和四十四年八月十日、新
  人物往来社発行。
 73、江戸と江戸城・家康入城まで 鈴木理生 昭和五十年七月十
  五日、新人物往来社発行。
 74、江戸名所一〇〇選 綿谷雪 昭和五十一年十二月十日・再版、
  秋田書店発行。
 75、江戸の本屋さん 近世文化史の側面 今田洋三 昭和五十五
  年二月十日・4刷、日本放送出版協会発行。
 76、江戸の町 岸井良衛 昭和五十七年二月一日・5版、中央公
  論社発行。
 77、江戸時代 大石慎三郎 昭和六十年十二月一日・10版、中央
  公論社発行。
 78、城下町東京 正井泰夫 昭和六十二年五月十日、原書房発行。
 79、城下町のかたち 矢守一彦 昭和六十三年三月三十日、筑摩
  書房発行。
 80、江戸時代を考える・徳川三百年の遺産・ 辻達也 昭和六十
  三年四月二十日・再版、中央公論社発行。
 81、江戸の都市計画 鈴木理生 昭和六十三年十月一日、三省堂
  発行。
 82、江戸参府旅行日記 ケンペル・斎藤信訳 昭和六十三年十二
  月二十日・11刷、平凡社発行。
 83、幻の江戸百年 鈴木理生 平成三年六月二十日、筑摩書房発
  行。                           
 84、東京都の歴史 児玉幸多・杉山博 昭和四十八年一月三十日・
  3刷、山川出版発行。
 85、東京時代 江戸と東京の間で 小木新造 昭和五十五年八月
  一日、日本放送出版協会発行。
 86、東京の三十年 田山花袋 昭和五十六年五月十八日、岩波書
  店発行。
 87、東京の空間人類学 陣内秀信 昭和六十年七月三十日・3刷、
  筑摩書房発行。
 88、日本の古典籍 その面白さ その尊さ 反町茂雄 昭和五十
  九年八月十日・2刷、八木書店発行。
 89、一古書肆の思い出3 古典籍の奔流横溢 反町茂雄 昭和六
  十三年三月十七日、八木書店発行。
 90、史書を読む 坂本太郎 昭和六十二年三月十日、中央公論社
  発行。
 91、徳川思想小史 源了円 昭和五十六年十一月十五日・11版、
  中央公論社発行。
 92、日本随筆大成・10 日本随筆大成編輯部 昭和四十九年四月
  二十五日、吉川弘文館発行。
 93、忘れられた日本史 渡辺久雄 昭和四十六年五月二十日・3
  刷、創元社発行。
 94、日本の景観 ふるさとの原型 樋口忠彦 昭和五十八年七月
  十日・5刷、春秋社発行。
 95、アトラス東京・地図でよむ江戸〜東京 下中邦彦 昭和六十
  一年十月一日、平凡社発行。


  港区立みなと図書館寄贈図書

 1、文政のまちのようす−江戸町方書上(一)芝編・上巻− 長
  谷川正次監修 平成五年三月、東京都港区立みなと図書館編集
  発行。
 2、文政のまちのようす−江戸町方書上(二)芝編・下巻− 長
  谷川正次監修 平成六年三月、東京都港区立みなと図書館編集
  発行。
 3、文政のまちのようす−江戸町方書上(三)麻布編− 長谷川
  正次監修 平成七年三月、東京都港区立みなと図書館編集発行。
 4、文政のまちのようす−江戸町方書上(四)赤坂編− 長谷川
  正次監修 平成八年三月、東京都港区立みなと図書館編集発行。
 5、近代沿革図集〔赤坂・青山〕 港区立三田図書館編集 昭和
  四十七年十二月二十五日再刷発行。
 6、近代沿革図集 〔新橋・芝公園・芝大門・浜松町・海岸〕
  港区立三田図書館編集 昭和五十一年三月十五日発行。
 7、近代沿革図集〔麻布・六本木〕 港区立三田図書館編集 昭
  和五十二年三月十五日発行。
 8、近代沿革図集・別冊・ 安永・昭和対照図(8図) 港区立
  三田図書館編集 港区立みなと図書館再版、昭和五十七年四月 
  三十日発行。
 9、近代沿革図集・別冊・ 安永・昭和対照図(8図) 港区立
  三田図書館編集 昭和五十三年三月十五日発行。
 10、近代沿革図集・別冊・ 延宝年間図(5図)・付総索引 港
  区立三田図書館編集 昭和五十四年三月十五日発行。
 11、港区歳時記 一 港区立三田図書館編 昭和五十年三月十五
  日発行。
 12、港区歳時記 二 港区立三田図書館編 昭和五十一年三月十
  五日発行。
 13、港区歳時記 三 港区立三田図書館編 昭和五十二年三月十
  五日発行。
 14、港区歳時記 四 港区立三田図書館編 昭和五十三年三月十
  五日発行。
 15、描かれた港区 上 港区立三田図書館編 昭和四十五年三月
  二十日発行、昭和四十九年三月一日再版発行。
 16、描かれた港区 中 港区立三田図書館編 昭和四十六年二月
  一日発行、昭和四十九年三月五日再版発行。
 17、写された港区 一 港区立みなと図書館編 昭和五十六年三
  月二十五日発行、昭和五十九年四月十六日再版発行。
 18、写された港区 二 港区立みなと図書館編 昭和五十七年三
  月二十五日発行。
 19、写された港区 三 港区立みなと図書館編 昭和五十八年三
  月二十五日発行。
 20、写された港区 四 港区立みなと図書館編 昭和五十九年三
  月二十六日発行。
 21、写された港区 抄 港区立みなと図書館編 昭和六十三年三
  月二十日発行。
 22、港区資料室所蔵 増補 非図書目録 港区立みなと図書館編
  平成四年二月発行。
 23、港区資料室所蔵 追録 非図書目録 港区立みなと図書館編
  平成十年三月発行。
 24、平和を求めて−港区学童疎開− 港区立みなと図書館編集
  港区教育委員会 平成二年三月二十日発行。

  五、長谷川伸賞受賞のこと

 昭和五十二年六月二十五日、港区立三田図書館は、第十二回長谷
川伸賞を受賞した。『港区近代沿革図集』『港区資料シリーズ』等
の刊行に対して与えられたものであるが、実は、これらの出版には
飯田龍一氏が多く関わっていた。というよりも、その中心的存在で
あったと言っても過言ではないと思われる。
 長谷川伸賞は、財団法人新鷹会が主催しているが、当時理事長で
あった村上元三氏が、この三田図書館の功績を高く評価して強く推
薦して決定したとも関係者から伺った。選考経過や授賞式の模様は 
『大衆文芸』37巻7号(昭和52年8月)に詳しく掲載されている。
 飯田氏自身が、この受賞の経緯について『都政新報』(昭和52年
7月5日)で述べておられるので、少し長いが、紹介したい。

 「   三田図書館・長谷川伸賞に輝く      飯田龍一
  今回の長谷川伸賞という前例のない栄誉にあずかって、知らな
 い方からもお祝いの言葉を頂き恐縮するが、他方一体何を仕出か
 したのかと不審に思われる向きも少なくないと思われるので、こ
 の一文が多少なりとも、そうした方のご理解をいただくために役
 立つならば幸いである。
  これまでも、公立図書館が出版の事業をする例は必ずしも珍し
 くなかった。しかし、多くは、その道の専門家に執筆を委託する
 もので、執筆者は長年自分の調査した資料によって原稿を書きお
 ろす類いである。
  三田図書館の場合は、港区資料室という主査一名アルバイト一
 名のほか非常勤の調査員若干名(いずれも区の定年退職者)とい
 う、いわば図書館内部のきわめてささやかなグループが、図書館
 の収蔵する資料をもとにして新しい価値を産み出したものである。
 別のいい方をすれば、はじめの資料を一次資料と呼ぶならば、一
 次資料を加工して、新しい二次資料を生産したともいえる。……
  いま、大雑把にこの十年間の活動の跡を辿るならば、昭和三十
 四年三田図書館が開館され、翌三十五年現在の港区資料室の前身、
 特別資料室が開室し、現麻布支所長俵元昭が室の担当者となった。
 資料の計画的収集は、すでにこの頃から始められた。三田図書館
 は図書館としては遅く出発した、いわば後進館のハンデイ を背負
 うものであるが、地域に関する地誌、地図、絵画等の資料を活発
 に購入した。今日に比べれば、うそのように安値で買えたとはい
 え、その先見性が、今日の活動の基礎ともなったといえる。
  昭和四十年板坂元館長が非常勤調査員の第一号として任命され
 た。さきにとりあげた「明治の港区」は氏の任命の翌年、早くも
 刊行された。そして以後十年にわたる資料シリーズを精力的に機
 械のような正確さをもって、次々に手がけたのである。
  昭和四十三年、四十五年には佐藤、棚橋の両名が相次いで調査
 員となった。この三名は気脈の相通ずる意味でも、万全の布陣が
 しかれたといえる。さきにのべた「近代沿革図集」の第一号赤坂・
 青山篇は昭和四十五年俵主査とこの三調査員の協力の中から産声
 をあげることができた。何人かの地図学界の先学が夢に描きなが
 ら、実現をみなかった年代別の地図を同一縮尺で比較対照すると
 いう離れわざを文句のつけようのない形でやり遂げたのは、指揮
 者とオーケストラ・メンバーの息の通ったハーモニーの成果であ
 ったといえる。
  このようにして、発想の問屋の俵元昭、精力的文章家の板坂調
 査員、飽くまで理論家の佐藤調査員、そして博覧強記の棚橋調査
 員の文字通り精魂を傾けた文献の渉猟、現地の調査、地図の作成 
 等の作業が続けられた。……
  今回の受賞式の席上、新鷹会会長の村上元三氏が「この賞は、
 良い仕事をしながら、なかなか世に認められない仕事に与えられ
 る」云々という意味の言葉を述べられた時、今日まで、この一つ
 の事業に定年後の第二の人生をかけられた諸先輩を思い、ひとし
 お感銘の深いものを覚えたのである。
  新鷹会の破格とも思われる今回のご厚志に対しても、後輩の私
 共は一層努力を重ねなくてはならないと思うのである。
                 (三田図書館資料調査員)」
 途中省略した部分もあるが、三田図書館が長谷川伸賞を受賞した
理由と、その事業に参加された人々の情熱とが伝わってくる。飯田
氏御自身の事には全く触れておられないが、飯田氏が昭和四十年に
図書館長となり、四十五年に退職し、以後、資料調査員としてこの
仕事に参加されている事実からみても、氏の果たした役割は大きか
ったものと思われる。

  付 記
 この度、やや時期を失した感はありますが、飯田氏追悼の意を込
めた一文を記すことが出来ました。飯田谿吉氏の御厚情に深く感謝
申し上げます。また、港区立みなと図書館資料室の恩田英雄氏、新
鷹会の伊東昌輝氏、俵元昭氏に多くの御教示を賜りました。厚く御
礼申し上げます。

『近世初期文芸』第15号 平成10年12月                       

















TOP