『ベーベルの女性論再考』
              昭和女子大学女性文化研究叢書第4集
              昭和女子大学女性文化研究所編
                  2004年3月31日,御茶の水書房発行
                  A5判,290頁,定価5600円+税

  目  次

刊行の言葉…………………………………………………………………平井 聖 …  i
はしがき……………………………………………………………………
凡  例……………………………………………………………………

第一章 アウグスト・ベーベル小伝 妻と娘と女性開放論と………伊藤 セツ…  3
   一 アウグスト・ベーベルの生い立ちとユーリエとの結婚、
     フリーダの誕生 4
   二 ベーベルの女性問題との取り組みとビスマルク時代
     ―― 一八七五年から一八九〇年まで 8
   三 一八九〇年代から一九〇九年まで 17
   四 一九一〇年からその死まで 21

第二章 ベーベル『演説著作選集』と女性論…………………………伊藤 セツ… 33
   一 『選集』の概観 33
   二 『選集』完結の経過 36
   三 『選集』に収録された「女性」「女性運動」に関連する
     演説・論文・手紙 41
   四 『女性と社会主義』への注目――刊行の歴史と外国語への翻訳 47
   五 『女性と社会主義』覚え書き――アンネリーゼ・ベスケの
     研究の紹介から 52
   六 むすび ベーベルの女性開放論研究の新しい可能性 59

第三章 翻訳による英米・日本・中国へのベーベル女性論の伝達の過程
                  ……………………王 ■・伊藤 セツ… 65
   一 『女性と社会主義』の外国語への翻訳はどのように行われたか 65
   二 英米語への翻訳 69
   三 日本語への翻訳 74
   四 中国語への翻訳 80
   五 考察 86

第四章 アウグスト・ベーベルの『女性と社会主義』の形成(一)
     ――「序説」に注目して――………………………………伊藤 セツ… 93
   一 初版から第九版までの「序説」 95
     (一)初版(一八七九年)の「序説」 95
     (二)第二版(一八八三年)の序説 100
     (三)第九版(一八九一年)の序説 106
   二 第二五版から第五〇版まで 113
     (四)第二五版(一八九五年)の序説 114
     (五)第三四版(一九〇三年)の序説 122

第五章 アウグスト・ベーベルの『女性と社会主義』の形成(二)――利用統計
     の変遷 ジェンダー統計に注目して――…………………伊藤 セツ…133
   一 初版(一八七九年発行)にみるジェンダー統計表 135
   二 第二版(一八八三年発行)にみるジェンダー統計表 136
   三 第九版(一八九一年発行)にみるジェンダー統計表 138
   四 第二五版(一八九五年発行)にみるジェンダー統計表 145
   五 第三四版(一九〇二年改訂 一九〇三年発行)にみる
     ジェンダー統計表 157
   六 第五〇版(一九〇九年改訂 一九一〇年発行)にみる
     ジェンダー統計表 163
 補論 ベーベルの『女性と社会主義』にみる人口問題のとりあげかた
      …………………………………………………ウヨンナ・伊藤 セツ…182
   一 ベーベルの人口論 182
   二 当時の古典的人口論の中でのベーベルの位置づけ 191
   三 国連人口会議にはじまる二〇世紀終りから二一世紀はじめの
     人口論との関わりでみたベーベル 194

第六章 市民的女性運動とベーベルの関わり…………………………掛川 典子…197
      ――二一世紀の視点から読み解く――
   一 マリアンネ・ヴェーバーとの論争――母権論・結婚論をめぐって 197
     (一)ベーベルとマリアンネ・ヴェーバーを繋ぐ点 198
     (二)ベーベルの「補遺」の存在とその邦訳 202
     (三)ベーベルのリャザーノフへの手紙 206
     (四)マリアンネ・ヴェーバー『法発展における妻と母』 208
     (五)むすび 222
   二 性改革運動とベーベル――ダーウィン主義・優生思想・同性愛運動 223
     (一)ヘレーネ・シュテッカーとベーベル 223
     (二)ダーウィン主義 227
     (三)優生思想 230
     (四)同性愛運動 234
   三 男女同権参画時代のベーベル 237
     (一)家事革命をめぐるベーベルとギルマンの接点 237
     (二)性別役割分業の脱構築 242
     (三)女性の未来社会の構想 244

第七章 昭和女子大学「女性文庫」における
    ベーベル『婦人論』収集の実際と経過………………………柳  秀子…251
   一 はじめに――昭和女子大学図書館と「女性文庫」 251
   二 「女性文庫」における「ゲリッツェン女性史コレクション」 252
   三 ベーベルの婦人論各版の収集と所蔵の現状 255

あとがき……………………………………………………………………人見 楷子…261

アウグスト・ベーベル年譜……………………………………………………………   vi

引用文献…………………………………………………………………………………  xix

索  引…………………………………………………………………………………   i


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