喜多村キン庭 著 『嬉遊笑覧(四)』

      長谷川強・江本裕・渡辺守邦・岡雅彦・花田富二夫・石川了  校訂
               2005年8月19日・岩波書店発行
               文庫判,414頁,定価900円+税
                   (岩波文庫 黄275−4)

◎本書は著者自筆の静嘉堂文庫所蔵本を底本とし,巻之一は欠本のため,東洋文庫所蔵
 本で補っている。
◎校訂の担当者は,巻之八・巻之九……渡辺守邦,巻之十……江本裕

    目  次
  凡 例
巻之八目録………………………………………………………………………………  13
○	〔忌諱〕
五月忌(正五九月・斎日)、掃ことを忌、春初祝事、厄落(厄払)、つと入、初夢(宝舟
・	廻文歌・獏枕・唐の頭)、懸想文、若夷子、名詮、嘉定、たのみ、物忌(しねよね・
・	ありなし・御袋)、夷子紙(えびす膳)、硯の面に物かく事、福、移り紙、としの実、
事始(ざるを出す事・花の塔)
○	〔方術〕
嚏の頌文(守り縫)、呪の師、欠伸、厠に杜宇(芋畑・がんばり入道)、水祝(師走油・
わる樽)、虎字、小児退歯、しびれ、鍾馗画、風神送、時ならぬ正月、蚊帳に雁が
ね、照々法師、狛犬を括る、猫の失たる呪、頭痛、白の目切、釜鳴、奇法、祈祷、
口寄(より人・寄絃・加美り板・いちこ・外法頭・うしろ仏)、狐つかひ、荼吉尼天、
飯綱(五通・こだま・髪きり・狐の書画)、金蚕、箕仙、犬神蛇神
○	鬮(関帝籤・盃?)、辻占、うらやさん(算おき・売卜・ありまさ)、たゝみ算、灰占
(虎卜)、投ざん、歌占、夢合(夢とき)、一富士二鷹、貧乏鬮(御祓くじ)、九姑、玄
女課、無尽鬮、五百羅漢
巻之八………………………………………………………………………………  15

巻之九目録…………………………………………………………………………  85
○	〔娼妓〕
古へのあそび、傘さすこと、乗物の事、島原起源、おろせ、人形見勢、轡、
町売、夜みせ、をどり、灯籠、大夫、天神、かこひ、半夜、端、局、暖簾、
昔のさま、伽羅、衣服、若衆女郎、浮世詞(すい・ぐわち・ぬめる・しやら・
わざくれ・のさばる・大こもち・どらうつ)、一日買(大門を打)、桶ぶせ、朝
ごみ、壺入、入ぼくろ
○	傀儡、諸州遊女町、祗園町、八坂こつぽり、稲荷の茶屋、鐘木町(柳町)、柴屋
 町、大坂新町(瓢箪町・佐渡島町・越後町)、揚屋、夕霧(阿波大尽)、山本与次
 兵衛、椀久豆蒔、遊女の員数、大坂中茶屋、地獄(椋物)、蓮葉、竈払、さうか
 (立ぎみ・づし君・比丘尼舟)
○	吉原起源、再興の事、大夫格子、つぼね、散茶、うめ茶、茶を挽、吉原の町々、
傾城風俗、すあし内八文字、大夫絶し事、灯籠、桜を植、俄狂言、遊女員数、
とられんぼう(とりんぼ)、莵の御字、前わたり
だての薄着(三枚袷)、はなやる(紙花)、揚屋差紙、やり手(くわしや)、ぎう、
きんちや(おひやる・ぞめき・そゝり、ひやかし・げんさま・新五左)、遊女詞、
丹前勝山(奴風)、編笠すたる、馬駕籠
○	湯女風呂、女げいしや、大鼓女郎、永代島、江戸処々の茶屋者、比丘尼、踊子
蹴ころばし、綿つみ、町芸者、羽ふり、百蔵、さげ重、筒もたせ、山猫、深川
新地
○	男寵、若気、すばり、阿釜、田楽猿楽の少人、陰間の始、歯黒のこと、小草履
取、香具売、まひ子、かげま看板、飛子、新べこ、金剛、江戸かげま茶屋、
男風すたる
○	〔言語〕
都の言葉、さゝじん、まちかね、木がらし、うぐひす、紫、こず/\来々、
しらじ、きそん十七寅のとし、らつぴらんくわい、すつぱのかは、ちよい
/\、日本一天下一、よござりましやう、もさ、奴詞、ちんぷんかん、すこ
たん、つがもなき、まんざら、てつぽう、ふがひなし、逆こと葉、一字ばさみ、
ぢゝむさい、諺くさ/\、お茶が湧(咽が乾)、座頭の夜這、鍋尻やく、与吉が
女房、ちやがれ、はやり詞、やくざ、しみたれ、女詞、やん八、なんかん
○	講釈師、太平記読、咄、巡物語、利口物がたり、百物語、祖父祖母の物語、
猿の尻、狸の火傷、瓜姫、桃太郎、舌きり雀、酒呑童子、羅城門鬼、花咲せ
爺、落しの咄本、咄の名人、藤六、伴内、曾呂利、安楽庵、露五郎兵衛、
鹿野武左衛門、休慶、小左衛門、四郎斎、露休、彦八、万歳、志道軒、よご
れ銀杏、豆蔵、はなし家、蟹の咄、こはだ小兵次、口づゝ、漢土にいふ物語、
説鬼話
巻之九…………………………………………………………………………  89

巻之十上目録………………………………………………………………… 223
○	〔飲食〕
飯、台、ひめ、紙みそうづ、幾本立、七五三、菜、亀足、物の食やう、宍、
四足類料理、獣市、楚割、つゝみ焼(昆布巻)、雉子焼、狸汁、しぎ焼、糟
鶏、壺やき、筍干、ざく/\汁、筏鱠、和雑鱠(ガゼチアヘ)、醋むつかり
(わさびおろし)、後段、点心、飯の湯、かよひ、香物、かくや、脹煮、すつぽう
桜煮、駿河煮、うどん豆腐、茶碗焼、すぎ焼(かまぼこ)、下駄と焼みそ、はんぺ
い、宇治丸、うなぎ、なまず、すつぽん、煮売、江戸料理茶屋、奈良茶、百膳、
淡雪豆腐、田楽菜飯、麦縄、冷麦、入麺、庖丁汁、烹雑、蕎麦、蒸蕎麦切、慳貪
(大名けんどん・提重・忍びけんどん)、饂飩(うどん桶・梅干)、二八そば(夜たか
そば・風鈴しつぽく)、手打(道光庵)、麦飯屋、飛鳥みそ、坐禅納豆、浜名納豆、
扣納豆(冬瓜切売)、坐禅豆(煮染豆)、寺納豆、金山寺、梅びしほ、三峰尖(しゆみ
せん)、うどめ、木芽漬、浅草海苔、初茄子(茄子切形)、初鰹(走り・おんざの初
物)、唐なす、さつま芋、みさご鮓、一夜ずし、飯ずし、栗生姜花形(果食将軍)、
西瓜、梵天瓜、林檎
○	酒宴、鬼のみ、中のみ、鶯のみ、取違、三星、蓮のみ、相よし、滝のみ、酒戦、
かうろぎ盃、黒ぬり盃、朱盃、とさん(織部)、をはら(●〔匸ノ中ニ口〕羅)、
可盃、五度土器、むさしの、玉子杯(太郎次郎)、浮瀬、地酒、下り酒、雑伎(早
言・肴まひ)、拇戦(拳すまふ)、虫けん、拳玉、与次郎人形
○	甘づら、沙糖、寒具、からくだ物、索餅、粉熟、団喜、粘臍、?餬、??、
●	(食+追)子、饅頭(十字)、大湯餅、点心、羹、菜、元弘様、水繊、鼈羹、
碁子麺、巻餅(ケンヒヤキ)、苔豆(真盛豆)、霰餅、おこし米、引飯(道明寺)、
椿焼(ふくだ・胴ばれ)、善哉餅、汁粉餅、すゝり団子、餡ころばし、萩の花、
かい餅、煎餅(塩せんべい)、醒が井餅、軽やき、麩のやき(朝●〔白+ハ〕・
経巻・助惣)、銀鐔、金つば、雁金やき、さゝ餅、白糸、あこや、あかつき、
亀甲餅(アンヒン・いまさか)、米饅頭、洲浜、豆餅、いぬま餅、矢口餅(亥
の子・黒餅の紋)、花のくだ物、宮笥、菱餅、はなくそ、御福、目黒の餅、
もち花、算木餅、青ざし、金餅糖、落雁、羊羹、正徳中の菓子、南蛮菓子
(テンフラ)、みづから(昆布)、国土菓子、一位の実、榧、玉章、氷豆腐、こ
ろ柿、かひ敷、くだ物いそぎ、白強飯、くひ倒れ
○	茶、漢土の茶の事、本朝茶の始、茗苑、茶摘、製造、茶式、一椀順飲、
回茶貢茶、童坊茶坊主、茶式伝来、数奇、わび、利休、九輪釜、白茶、
嗅茶、はな香、苑香、点法、先輩論、茶人、茶を磨、茶具、茶匙、托子、
ふくさ、茶桶、小座敷、かこひ、灰匙、しろ炭、妓女茶会、塩茶、煎茶
淹茶、茶品、一服一銭、煎じもの、辻売煎茶
巻之十上……………………………………………………………………… 227

巻之十下目録………………………………………………………………… 365
○	〔火燭〕 切灯台、結灯台、高坏(菊灯)、灯呂、漢土灯市、七月灯籠、
猜灯、辻灯籠(つじが花)、切子灯台、柱松(たちあかし)、車松明、蝋燭、
ほゝづき挑灯、ひじり行灯、赤行灯、廻り灯籠、戴灯呂、桜灯呂、影絵(影
法師)、ボンボリ、遠州行灯、箱挑灯、地口行灯、さぎちやう(唱文師・大黒)、
御火焼(吹革祭)、火廻し、火もじ草、文字ぐさり、花火(大からくり・十二
挑灯)、火燵(置こたつ・板倉殿冷ごたつ)、焼石(温石)、光る物、夜光木、
東山大字、北辰灯、月華日華、庭火、江戸町中救火号帯、同火楼、
○	香、沈、伽羅、蘭奢侍(ヒヨンカツ)、薫物、香式、十種香、鼻根、香を聞、
初音、柴舟、香を多く用ひし事、銀葉、千鳥香炉、蛤介、うぐひす
○	煙草、礼式、きせる廻し、長きせる、烟管の鐔、烟の輪、きざみ煙草売、
薄色、嗅たばこ、水烟、きせるとをし、宗aが事
巻之十下……………………………………………………………………… 367


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