『これからホームページをつくる研究者のために―ウェブから学術情報を発信する実践ガイド』

              岡本 真 著

              2006年8月10日・築地書館発行
              A5判・274頁・2800円+税


概要
◆背景
Web2.0時代の到来が叫ばれ、インターネットの担い手として再び個人が注目されている。
例:ブログ、Wikipedia、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など
◆問題意識
最低でも20万人はいる研究者コミュニティーでは、研究者個人のインターネット活動は限定的。
現状:
・二極化(古参ネットワーカー(サイト開設10年)と未体験者)
・推定2万人程度が個人サイトを開設という状況。
◆なぜ?
指摘される様々な理由:
・インセンティブ論
・ネット警戒論
・教員多忙論
本書の指摘:
・実は、「なにを」発信すればいいか、わからないだけではないか。
◆本書の構成(ポイント)
1.過去10年間の経験に基づき、万単位の研究者サイトのコンテンツ傾向を分析。
2.主要なコンテンツの具体的な事例を実際の画面をつけて紹介。
3.トラブル事例の分析に基づく、個人サイトをつくるうえでの十か条を掲載。
4.研究者自身による文章の収録や研究者の個人サイト年表などの資料が充実。
◆著者の紹介
岡本真(おかもと・まこと)。1973年生まれ。1997年、国際基督教大学卒業。
1998年、メールマガジン「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」(4000部、旬刊)を創刊。



目  次

まえがき
凡例

第1部 個人ホームページをつくる前に
 1章 なぜホームページをつくるのか …………………………………   1
  1 なぜホームページをつくるのか  2
  2 役に立つホームページとはなんだろうか  6
  3 公開する素材は見当たらないだろうか  9
  4 管理・更新を恐れていないだろうか  11
  5 研究につながるのだろうか  13
  6 業績につながるのだろうか  15
 2章 つくる前に知っておきたいこと …………………………………   17
  1 あなたはインターネットでどうみられていくのだろうか  17
  2 インターネットはこれからの研究をどう変えるのだろう  23

第2部 個人ホームページをつくる
 1章 講義資料を活用する ……………………………………………    41
  1 シラバス  42
  2 レジュメ  46
  3 参考文献リスト  50
  4 講義ノート  54
  5 質問票  58
  6 試験問題  62
 2章 研究資料を活用する ……………………………………………    67
  1 文献目録  68
  2 年表・年譜  72
  3 正誤表、サポートページ  76
  4 翻訳、抄訳、下訳  80
  5 ソフトウェア、スクリプト、テンプレート  84
  6 用語集、辞書  88
 3章 調査資料を活用する ……………………………………………    93
  1 調査記録  94
  2 AV資料  98
  3 画像資料  102
  4 インタビュー記録  106
  5 アンケート調査  110
  6 統計資料  114
 4章 著作物を活用する ………………………………………………    119
  1 エッセイ、コラム  120
  2 書評、論文評  124
  3 講演、発表  128
  4 報告書  132
  5 論文  136
  6 書籍  140
 5章 ネットで執筆する ………………………………………………    145
  1 日記、エッセイ、コラム  146
  2 クリッピング  150
  3 コメント、特集  154
  4 レビュー、批評  158
  5 草稿・原稿  162
  6 書き下ろし  166
 6章 インターネットリソースをつくる ……………………………    171
  1 電子テキスト  172
  2 法令・判例  176
  3 掲示板  180
  4 メーリングリスト  184
  5 メールマガジン  188
  6 リンク集  192

第3部 個人ホームページをつくった後に
 1章 個人ホームページをつくる研究者のための10ケ条 …………    198
  1 実名を名乗ろう  198
  2 サイトポリシーを記そう  201
  3 著作権を理解しよう  203
  4 リンクの自由を理解しよう  206
  5 見栄えより内容を重視しよう  208
  6 だれもがみやすいものにしよう  210
  7 更新情報を明記しよう  212
  8 個人ホームページを核にしよう  214
  9 批判と向きあおう  216
  10 楽しさを語ろう  218
 2章 先行事例に学ぶ …………………………………………………    221
  1 「人文学研究とインターネット」(後藤斉)  222
  2 「研究者の方々へ、ウェブ日記のすすめ」(森山和道)  229
  3 「知的産物の客観作業の冒険」(赤間道夫)  234
  4 「研究者がウェブで語れば皆が楽しい」(竹中明夫)  240
  5 「先行事例をどう探すか 〜参考文献リストに代えて」  244

  附録 試論「研究者の個人ホームページの歴史」  246
     研究者の個人ホームページの関連年表  258
     
  あとがき  267
  索引  271

新刊案内(近世文学・その他)に戻る
はじめに戻る