『大東亜戦争後の世界――仲小路彰の「地球論」思想――』
       野島 芳明 著

               平成19年12月23日 展転社発行
               B6判・168頁・2000円+税

   展転社 113−0033
       東京都文京区本郷1−28−36−301
       電話 03−3815−0721


目  次  大東亜戦争後の世界
   
はじめに 1

序章 グローバリズムから「地球論」思想へ

 プロローグ 17

第一章	日本から世界への発信

 「地球論」の発信 25
 漫然と「世界の長」であるアメリカ 26
 歴史の必然性について 32
 日本からの発信 35
アメリカの世界政策 37

第二章	「地球論」の構想

 「地球論」思想の提起 43
 「地球論」思想の特徴 46
  @東洋思想の尊重 46
  A偏狭な日本ナショナリズムからの克服 47
  B普遍的な技術と文明 50
  C「地球の平和」の実現 54
  D「地球論」の方法論 55
  E観念弁証法と唯物弁証法との対立 57
  Fジンテーゼの確立 60
  Gシンセティズムの原理 62

第三章 マルクス主義とソ連・中国

マルクス主義の本質 67
唯物史観の言語魔術 71
マルクス主義思想の虚無性 75
唯物史観と唯物弁証法のウソ 82
世界を撹乱する中国 86
世界の終末的破壊をこえて 92

第四章 アジア・ナショナリズムの行方

 中国の排外的ナショナリズム 99
 戦前・戦中における日本のナショナリズム 102
  @西欧の没落とアジアの復興 102
  Aアジア主義とマルクス主義 107
  B近代=西欧文明への批判 110
  C東西文明の対決 113
  Dアメリカも大海軍を建設していた 114
  E排外的ナショナリズムの危険性 118

第五章 「聖人伝」シリーズの解説

 「聖人伝」シリーズとは 123
  @「聖なるもの」へのあこがれ 123
  A人間の限界 127
  B現代人の悲劇 129
 世界諸宗教の地球的位相 131
  @絶対の探求としての世界諸宗教の照応 131
  Aイスラエルの宇宙的宗教感情 133
  B光の信仰としてのキリスト教 134
  Cギリシャの星座信仰 136
  Dキリスト教とヘレニズムの結合 137
  Eソクラテス 138
  Fゲルマンの動物信仰 139
  G「砂漠の光」としてのイスラム 140
  Hイランのゾロアスター信仰 143
  Iロシアの大地信仰 144
  Jアメリカの星の信仰 146
  K中国宗教と自然建設 147
  Lインドの宗教 149
  M文明の宗教としての仏教の発展 150
  N朝の信仰としての日本宗教 151
  O太平洋の新しき宗教 154
  P宇宙的地球宗教 156

参考資料 仲小路彰著書目録 161

………………………………………………………………
 仲小路彰の「著書目録」は、畏友・大久保力雄氏の驚嘆すべき深い師弟愛
と多大なる努力によって二部完成された。それは直接原本を確認するという
手法によって制作され、『仲小路彰先生著述目録』と名付けられた。同氏は
その一部を山中湖研究所に送り、一部は大久保氏の知人のもとに保管されて
いた。その後、大久保氏の没後、遺族の希望によって返却された。そのため
一般には流布していなかったが、このたび入手することができた。今回「著
書目録」作成に際して、『仲小路彰先生著述目録』を参考にさせていただい
た。大久保編の『仲小路彰先生著述目録』は内容目次や版型表記も含めて約
百頁にわたる厖大で詳細な資料であるが、本書資料とするにあたって書名の
掲載にとどめざるを得なかった。また仲小路彰の著作は多岐にわたり、未見
のものや散逸したものも多く、これが全てではないということを記しておく。


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