『西鶴新解 色恋と武道の世界』
         広嶋 進 著

             2009年3月10日・ぺりかん社発行
             A5判・344頁・定価6000円+税


  目 次


序章 西鶴浮世草子と「小説」 ――――――――――――― 5

第一部 好色物の世界 ――――――――――――――――― 25

 第一章 自然主義と西鶴の受容 27
     ――西鶴好色物と「性欲」思想

 第二章 世之介の漂泊と再生 42
     ――『好色一代男』巻四の七「火神鳴の雲がくれ」を中心に

 第三章 『好色一代男』と西行の流行 62
     ――巻七の七「新町のタ暮島原の曙」

 第四章 『諸艶大鑑』における「迷ひ」と創作方法 81
     ――巻八の四「有まで美人執行」の視点から

第五章	『椀久一世の物語』の話型と構成 98

 第六章 『好色五人女』の一場面 115
     ――寺若衆の恋

 第七章 『好色一代女』の悲哀と滑稽 140
     ――悲劇か、喜劇か

 第八章 『男色大鑑』成立考 164


第二部 武家物の世界 ――――――――――――――――― 191

第一章	西島孜哉氏『武道伝来記』成立論の検証 193

 第二章 『武道伝来記』への視角 220
     ――「世間の思はくばかり恥て」

 第三章 『武家義理物語』序文考 239
     ――「義理に身を果せる」の曖昧さ

 第四章 『新可笑記』の「道理」と政道批判 256
     ――『可笑記』『太平記』との関わり


第三部	声/成立論/人の心 ―――――――――――――― 273

 第一章 『西鶴諸国ばなし』の語りと声 275
     ――巻一の五「不思義のあし音」を中心に

 第二章 谷脇理史氏『『日本永代蔵』成立論談義』 292
     ――批判と弁明 
         
 終章  西鶴浮世草子と『徒然草』注釈書 311
     ――「人の心」を描くという文学観の源流

あとがき ――――――――――――――――――――――― 333

索引 i

………………………………………………………………………
………………………………………………………………………

著者略歴

広嶋 進(ひろしま すすむ)             
昭和27年(1952)宮城県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後
期課程単位修得退学。博士(文学)。現在、ノートルダム清心女子大学文学
部教授。日本近世文学専攻。
 著書−『西鶴探究 町人物の世界』(ぺりかん社)、『大晦日を笑う『世
間胸算用』』(清文堂出版)、『井原西鶴集』4(共著、新編日本古典文学
全集69,小学館)他。


新刊案内(近世文学・その他)に戻る
はじめに戻る