養育費算定表とは?改訂された新養育費算定表を分かりやすく解説!!

養育費の交渉前に把握しておくべきなのが、受け取れる養育費の適正金額です。

いくらの養育費が妥当なのか分かっていなければ、建設的な話し合いはできません。

そして、その適正金額の参考とされているのが、養育費算定表の算定値です。

離婚を考えている女性ならば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

そこで今回は改訂されたばかりの、養育費算定表について詳しく解説します。

養育費算定表について詳しく知ろう!

養育費は法律でいくらにしないさいとか、いつまで支払いなさいといった詳細が全く規定されていません。

法律によって定められた扶養義務の規定に伴い、子供の両親に支払い義務が課せられてはいます。

ですが、支払い内容の取り決めに関しては、離婚する両者の意向が尊重されるのです。

極端な話、下記のような無茶な条件であっても、離婚する両者が合意さえすれば何の問題もありません。

  • 支払い額:月額100万円
  • 支払い期間:結婚して子供が生まれるまで

しかし、そう上手くはいかないのが実情です。

中でも養育費をいくらにするかについては、離婚する両者の意見が食い違い、話し合いでは決着が付かないケースが多く見られます。

そこで、この養育費交渉をスムーズに進めるため、参考にされているのが養育費相場です。

養育費算定表とは?

一般的には「養育費算定表」の算定値が、養育費相場の基準金額ととして利用されています。

養育費算定表は2003年に、裁判官などで構成された「東京・大阪養育費等研究会」が発表した養育費相場データです。

今では協議離婚や裁判所での調停・審判時の、参考金額として運用される程、高い評価を得ています。

現状、最も信頼性と実用性の高い算定データと言えるでしょう。

また利便性の高さも見逃せません。

下記3つの情報が分かれば、養育費相場を目視だけで確認することができます。

  • 夫婦それぞれの年収
  • 子供の人数
  • 子供の年齢

計算しなくても養育費相場が求められるのは、この養育算定表の最大の特徴であり、メリットと言えるでしょう。

そしてこの度、その養育費算定表が改訂され、2019年12月23日に公表されました。

この改訂で注目してもらいたいのは、以前よりも多くの養育費が受け取れる可能性が高くなった点です。

養育費算定表の養育費相場は低すぎると日本弁護士連合会から再三指摘され、問題視され続けてきました。

それが今回の改定で見事に改善されたのです。

これは養育費を受け取る人にとっては、かなり重要な情報と言えるでしょう。

それでは今回の改訂でどのような改善がされたのかを、簡単に紹介しておくことにします。

【改訂版】養育費算定表の改善ポイント

改訂前の養育費算定表の養育費が低いと言われるのには、昔のデータで算定された養育費相場が、依然として使われていたことに原因があります

先に話したように旧養育費算定表が作成公表されたのは、2003年とずいぶん昔の話です。

2003年当時の統計データを元に算定された養育費相場を、ずっと使い続けていたというわけです。

となれば社会情勢の変化に対応できているとは、到底考えられんせんよね。

そこで、算定の元となった統計データを最新のものに一新し、現状の社会情勢を踏まえたデータによる改訂が行われたのです。

今回の改訂は算定表の基礎となる、基本的な計算方式が変更されたわけではありません。

計算方式はそのままで、計算に用いる各指数等を最新の統計データ数値を元に変更しただけです。

ですが、【改訂版】養育費算定表の養育費相場は、旧算定表と比べて1万円から2万円ほどの増額になる可能性が出てきました。

これが改訂による最大の改善ポイントであり、押さえておくべき一番のポイントです。

それでは、引き続きこの養育費算定表の確認方法をレクチャーします。

確認方法自体は難しいものではありません。

ちゃんと目を通してもらえば、誰でも自分で確認できるようになるでしょう。

養育費算定表の見方と具体的な養育費相場の確認!

それではここからは実践編になります。

養育費算定表の確認方法は下記3つの条件が分かっていれば、誰でも簡単に確かめることができます。

  • 夫婦それぞれの年収
  • 子供の人数
  • 子供の年齢

それでは、まず養育費算定表の確認方法を理解してもらい、実際に養育費相場がどれくらいになるのかを確認していくことにしましょう。

養育費算定表の見方

まずは養育費算定表の確認方法からです。

これについては下記記事の「実践編!実際に年収600万円で子供2人の養育費を算定表で確認してみよう!!」で分かりやすく解説しています。

順を追って1つづつ確認方法を紹介しているので、誰でも戸惑うことなく、養育費算定表の見方をマスターすることができるでしょう。

ぜひ目を通して、自分で養育費相場を確認できるようになってください。

具体的な養育費相場を見てみよう!【子供2人の場合】

繰り返しになりますが、養育費相場は養育費算定表を使う時に必要とする、下記3つの条件によって変動します。

  • 夫婦それぞれの年収
  • 子供の人数
  • 子供の年齢

この中でも養育費に最も影響を及ぼすのは年収で、養育費を支払う義務者の年収が高いほど、養育費相場は確実に高くなります。

しかし、子供の人数や年齢の影響も無視できません。

年収ほど大きな影響はありませんが、確実に養育費相場に影響を与えることになります。

よって、これら条件の影響により、自分が受け取れる養育費はどう変動するのかは、把握してく必要があるでしょう。

これについては、下記記事で子供が2人いる条件で養育費相場をシミュレーションし、どう養育費に影響するのかを解説しています。

実際にこの3つの条件が異なる場合の、養育費相場に与える影響を確認してみましょう。

養育費算定表出の確認が面倒なら、養育費計算ツールを使うのもアリ!

養育費算定表を使った養育費相場の確認は、決して難しいものではありません。

これは確認方法に目を通した人ならば、同意してもらえるかと思います。

しかし、養育費算定表よりも、さらに簡単に養育費相場を確認する方法があるのです。

その方法とは、弁護士事務所等が個々に作成している「養育費計算ツール」で、多くのものが無料公開されています。

この養育費計算ツールの特徴は何と言っても、数秒で該当する養育費相場が確認できるところです。

養育費算定表の時のような確認作業も一切必要ありません。

この養育費計算ツールの使い方については、下記記事の「おすすめの養育費計算機ツールと使い方 」で詳しく解説しています。

気になる人は記事を覗いて、養育費計算ツールの使い方をマスターしてください。

まとめ

今回は養育費算定表について詳しく解説しました。

養育費算定表が改訂されたことで、旧算定表よりも多くの養育費を受け取れる可能性が高くなっています。

まずは今回紹介した養育費相場の確認方法を参考に、あなたが受け取れる養育費がいくらなのかを確認してください。

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